2020.09.01

投資の一般化・大衆化を目指す株式会社Zeppy(本社:東京都千代田区、代表取締役社長/CEO:井村俊哉、以下 Zeppy)は、市場の健全な発展と投資の普及啓蒙を両立させるため、YouTubeやSNS等を活用し投資情報を発信する際のガイドライン(以下 本ガイドライン)を公表いたします。

(1)本ガイドライン公表の背景

2019年頃より、世界最大の動画配信プラットフォームであるYouTubeを活用して投資情報を配信するYouTubeチャンネルが急速に増えて参りました。2020年6月に公表された日経マネーの個人投資家向けのアンケート調査によると、投資を始めるに当たって影響を受けたメディアの第2位にYouTubeが選ばれるなど、投資情報においてもYouTubeの存在感が増しております。

【ご参考】
投資初心者3800人、コロナでも「スタート順調」
3万5千人調査で見えた個人投資家の今
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO60459550X10C20A6000000?s=5

気軽に投資情報が取得できる一方で、YouTubeを幅広い投資家層が視聴するようになった結果、株式市場に影響を及ぼす事例が散見されるようになって参りました。Zeppyが運営する「Zeppy投資ちゃんねる」においても、株式投資専門のチャンネルの中で登録者数が国内有数の規模になっていることもあり、動画コンテンツで紹介した会社の株価が大きく上昇するなど、市場への影響が無視できない状況となって参りました。

従前より、Zeppyの社内規定では、不公正な取引が発生しないよう自主規制を設けておりました。さらに、弊社株主でもあるテレビ東京コミュニケーションズとの協業で進めているIR(投資家向け広報)動画企画においては、株式市場への影響を鑑み、動画の出演者や関係者に株式の売買制限が設けられております。

しかしながら、昨今の情勢を鑑み、ZeppyはYouTubeを活用して投資情報を配信するリーディングカンパニーとしての責務を果たすことを目的とし、不公正な取引の一切を排除しつつ、市場の健全な発展と投資の普及啓蒙を両立させるため本ガイドラインを公表することと致します。

(2)動画メディア「Zeppy投資ちゃんねる」のコンテンツ制作方針

Zeppy投資ちゃんねるは2019年6月に動画の投稿を開始しました。動画の質にこだわり、視聴者である投資家に感動を届けられるよう”コンテンツファースト”で220本以上の動画を制作して参りました。大きく以下3種のコンテンツを制作し、誰でも無料でアクセスできる状態で公開しております。

①本格的な投資情報でありながら楽しめるコンテンツ

②これまで見たことがない著名人との豪華なコラボなど多彩な企画

③意欲的なニッポンの企業を紹介するIR動画コンテンツ

これらのコンテンツのうち、「注目銘柄の紹介動画」や上場企業と共同で制作する「IR動画」など特定の企業を深く探求するような内容となっているコンテンツにおいて、動画の公開後、個別銘柄の株価に影響が出る事例が散見されるようになっております。

一方で、「意欲的で素晴らしい取り組みをしている日本の会社を紹介し応援したい」という想いは、動画配信を始めるきっかけでもあり、個別の企業を取り上げその活動を紹介する動画を引き続き制作していきたいと考えております。

そこで、株式市場への影響を鑑みつつ、不公正な取引の一切を排除し、市場の健全な発展と投資の普及啓蒙を両立させるため、投資情報を発信するYouTubeのみならず、TwitterなどSNS、ブログその他の媒体においても模範となるべく、本ガイドラインを公表し、率先して遵守して参ります。

(3)本ガイドラインの基本3原則

本ガイドラインは、以下の基本3原則に基づき制定しております。

①金融商品取引法の遵守
風説の流布,偽計(同法第158条)、相場操縦(同法第159条)など金融商品取引法で禁止されている不公正取引の一切を排除する。

②視聴者である投資家の利益を不当に損なわないこと
情報発信者やその関係者の経済的な利益を優先して情報を発信する行為を禁止する。

③株式市場への配慮
情報発信によるマーケットへの影響に配慮する。

(4)本ガイドラインの具体的な運用

■動画制作について
①「注目銘柄の紹介動画」で取り扱う銘柄については、時価総額や直近の売買代金等に鑑み、株式市場への影響が限定的だと判断し得るものを取り扱うこととする、あるいは、市場への影響を十分に考慮し、一度に複数銘柄を取り扱うことを基本方針とする。

②情報提供が目的であることを明示し、株価の変動を意図していると誤認されるような表現は控えるようにする。また、投資判断については各人が十分に考慮して行うよう繰り返し訴える。

③その他、株式市場への影響を考慮し、適宜必要な手段を講じるものとする。

■情報の取り扱いについて
関係者等は、特定の銘柄について深く探求するような内容となっている「注目銘柄の紹介動画」や「IR動画」の制作等業務を通じて知り得た動画の内容については、動画が公開もしくは当該動画を制作している事実が広く周知されるまでは、第三者に対して口外しないこととする。ただし、動画の公開を事前に告知する必要がある場合において、その告知に関してはこの限りではない。

■関係者等への株式の売買制限について
「注目銘柄の紹介動画」や「IR動画」については、株式の売買制限のルールを関係者等に設けるものとする。ただし、社会通念上、株式市場への影響がないと考えられる場合においてはこの限りではない。なお、関係者等とは具体的に、「動画の出演者」「動画の編集者」「企画を立案する構成作家」「撮影補助スタッフ」「YouTube配信業務に携わるスタッフ」など当該動画が取り上げられることを知り得るすべての者を対象とする。

①関係者等が、これらの動画で取り上げられることとなった銘柄名を知った場合においては、当該銘柄を動画の公開前に新規に買付を行ってはならない。

②関係者等が、これらの動画で取り上げられることとなった銘柄名を知った際に、当該銘柄を保有していた場合においては、動画を公開する前もしくは動画の告知が行われる前までに売却する、あるいは、当該銘柄を保有した状態で動画を公開した場合は、公開後3ヶ月間はその株式を売却してはならない。ただし、天変地異や不慮の事故など、社会通念上、止むを得ない事情がある場合は、この限りではない。

③関係者等においては、動画で個別銘柄を紹介する可能性が多分にあることを理解し、自己の裁量において取引を行う場合は、売買の制限が発生し得ることを十分考慮しなければならない。

■コンプライアンス体制について
①従前より、コンプライアンスの重要性を認識し法令遵守に務めていたが、関係者等が本ガイドラインを十分に遵守するよう管理する専任のコンプライアンス担当を定めることとする。また、コンンプライアンス担当は、定期的に関係者等に対してコンプライアンス研修を実施するものとする。

②関係者等は、自身が保有する会社の株が動画で取り上げられることを把握した場合には、当該銘柄を保有している事実を遅滞なく専任のコンプライアンス担当に報告をすることとする。

本ガイドラインは、株式市場への影響を鑑みつつ、不公正な取引の一切を排除し、市場の健全な発展と投資の普及啓蒙を両立させるため、Zeppy投資ちゃんねる以外の投資情報を発信するYouTubeのみならず、TwitterなどSNS、ブログその他の媒体においても模範となるべく制定しております。また、視聴者である投資家が安心して投資情報を視聴できる環境を整備するため、必要に応じて改訂して参ります。

株式会社Zeppy:
https://zeppy.jp/
Zeppy投資チャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCFkVVgEo5E2Gk79Ah8uM7kw?view_as=subscriber
以上